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海街diaryのchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

海街diary(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2015年に公開されたファミリー映画です。監督は是枝裕和さんです。
吉田秋生さん著書の漫画が原作となっています。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品し、さらに第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品に選ばれました。カンヌでは受賞することはできませんでしたが、上映後にスタンディングオベーションを受けるほど世界に影響を与えました。興行収入は16億8000万円を突破しており、日本に感動を与えた作品となっています。

【感想】
世界観がとても美しく、自然と引き込まれていきました。一番の魅力はキャストだと思います。4人全員が主演を張れるほどの女優さんであり、こんな贅沢なことはないと思いました。個人的には広瀬すずさんの大ファンなので、ずっと見ていました。長澤まさみさんはスタイルが際立つような衣装となっており、珍しくも感じました。キャストも内容も本当に素晴らしい作品となっています。気になった方はぜひご覧ください。

【あらすじ】
香田家は長女の香田幸、次女の香田佳乃、三女の香田千佳で暮らしていた。15年前に家を出ていった父が亡くなったことを知った3人は、佳乃と千佳の2人で山形で開かれる告別式に参列することになった。幸も山形に合流し、異母兄弟の浅野すずと出会った。幸はすずの立場を感じ取り、すずに山形の地を紹介してもらうことにした。山形から鎌倉に戻るときに、すずと一緒に暮らすことを提案し、すずは一緒に暮らすことにした。すずは地元のサッカーチームに所属することになり、千佳の彼氏である浜田三蔵などにもすぐに好かれた。幸と佳乃はよくケンカしていたが、それをみてすずはいい家族だと感じていた。すずはサッカーの試合でゴールを決めたことから千佳と一緒に自家製梅酒を飲み、酔いつぶれ3姉妹に介護してもらった。幸は新しい病棟として終末期病棟への配属を推薦されたが、どうするか考えていた。佳乃は融資担当で外回りの仕事に変更し、昔から通っている海猫食堂が経営危機であることを知った。千佳は浜田がまだ山への未練があることを知り、複雑な気持ちになっていた。すずは同じサッカーチームでもあり同級生の尾崎風太といい感じになりつつあった。ある日、3姉妹の母である佐々木都が突如、法事でやってくることになった。すずと都は気まずい雰囲気になりながらもうまくやっていたが、都と幸は家の売却の件で大げんかになってしまった。幸と都は落ち着いた状態で話し、お互いの仲は以前よりも良くなったように感じた。4人はそれぞれ何か前に進もうとしていた。果たして4人の今後の人生とは。

【出演者】
・綾瀬はるか
・長澤まさみ
・夏帆
・広瀬すず
・大竹しのぶ
・堤真一
・リリー フランキー
・樹木希林
・鈴木亮平
・坂口健太郎
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