ヒロインは滝本瑞穂(橋本愛)
橋本愛が女優として有名になったのは
「告白」(2010年)
「桐島、部活やめるってよ」(2012年)
の2作品の影響が大きいけど、この作品はちょうどその間の2011年公開
2011年はiPod全盛の時代なんだけど、ソニーグループ制作なので滝本瑞穂はCDウォークマンを持ち歩いてる
ソニーグループなので主人公たちが申し込むオーディションも実在する閃光ライオット
美人なんだけどクラスでは無口で何を考えているかわからない滝本瑞穂のキャラクターは「桐島、部活やめるってよ」の東原かすみにも通じる
映画は主人公・藤田駈(山﨑賢人)のポエムというかモノローグから始まる
モノローグで始まる映画っていまいちなのが多いので心配になるオープニング
オープニング以降もモノローグは入るんだけど、お世辞にも朗読がうまいとは言えない
『クラスで一番の美人が理由もなく主人公に好意をもって話しかけてくる』
↑少年漫画の王道パターン
漫画ならいいけど映画のストーリーだとうーんという感じ
山﨑賢人にきちんと歌わせた制作側の判断は評価
「Beck」なんてバンド映画なのに主人公の佐藤健に歌わせなかったからなあ
「君はスヌスムムリクみたいだよね」
スナフキンが本名じゃないという知識がこの映画の一番の収穫
それが伏線になってるのもいい