時空を超えた愛。
1947年作、
「慕情」や「終着駅」で恋するおとなの女性の魅力を画面いっぱいに表してくれた
ジェニファー・ジョーンズ
「第三の男」で、映画史上最高の振られ男を演じたジョセフ・コットン
この2人がまだ、その代表作に出演する前の、あま〰い、ラブロマン話。
ジョセフ・コットンが演じる売れない画家か、ある夜、ジェニファー・ジョーンズ演じる不思議な少女と出逢う。
少し大人びた美顔のジェニファーだから、
ティーンの少女には、ちょっと無理があるなと思っていたら、
ジェニーは、会うたびにどんどん成長していくんだ。(まるで大河ドラマの主役が無理して若い頃を演じてる感じ😅)
そして、クライマックスには、ジェニファー・ジョーンズがこの映画での最高潮の美しさになっていくのが本作の最大の見どころだ。
女性がどんどん成長していく、男がそれを必死に追いかけていき、それを刻もうとしていく。
時空もの恋愛だが、明らかにイニシアチブはジェニーが持っているという、その当時のアメリカの恋愛観みたいなものも垣間見ることができる。
尺も短めで、画家も過去から来ている彼女の謎みたいなものを受け入れているようて
そこらへんの説明に時間をかけていないのが、本作の良さ。
2人が時空を超えて、求め合う2人のイノセンスな恋が良い!
公園の夜景、岬の灯台、セピアの雰囲気が
とても良い!
古い作品ですが、安心して時を超えていけます。