たまお

ゼロの未来のたまおのレビュー・感想・評価

ゼロの未来(2013年製作の映画)
4.0
劇場鑑賞。
ギラギラした秋葉原みたいなネオンの近未来で、ツルッとしたクリストフ・ヴァルツが
「おうちで仕事がしたいよう〜電話がかかってこないよう〜ゼロが100%にならないよう〜」
って言ってるお話です。
意味わからんね。私もわかりません!

でも劇中で登場人物が
「筋なんて無いんだ!意味がわからなくて悩む必要は無い!」
って言い切ってたので(この映画のことじゃないけど)、そっかわかんなくていいんだ良かった!!と思いました。

出てくるガジェットとか背景やセット全体が、昔の人から見た近未来って感じで大変素晴らしい。
やたらビニールっぽい服とか蛍光色の小物とか、ダサいギリギリでカッコいい!いやダサい!やっぱカッコいい!!大好きこういうの…。
ギリアム爺の頭の中ってほんとこんな感じなんだろうなあ、もっと見せてほしいなあ。

ヴァルツさんは脱ぎまくってました最高でした。
それとなんつってもボブ役のルーカス・ヘッジス!!
なにこの子…すんごい美少年なんですけど…コンピュータの天才で生意気で早熟だけど子ども、な役が最高でした。この子も入浴シーンがありましたごちそうさまでした。
マネジメント役でまさかのあの人の出演にはけっこう驚きましたが、最近こういうサプライズ出演多いですねえ〜。

正直オススメする人を選ぶ映画ですが、面白かったです。
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