ごはん

猿の惑星:新世紀(ライジング)のごはんのレビュー・感想・評価

5.0
ついに人類とエイプたちがぶつかり合うリブート2作目!

あともう少しで平和になりそうなのに、絶妙に歯車が噛み合わない感じが非常にもどかしい。
現実の争いもそんなもんなのかもなぁ…

人類側もエイプ側も誰かしらルールを守らないというか、全体の考え方から外れた考えの人がいる事で、事がうまくいかないどころか戦争となる。

・エイプ同士は殺し合わない
旧作でも重要な掟だったわけだけど、本作でもとても重要なものとなる。
旧作をリスペクトしてそこに沿った話にしている部分も大きいと思うけど、殺さないにしても同族同士でも裁きが必要であったりするのは文明が進む上で必要な事だとすると、旧作のストーリーからこの辺りとても良く出来ているなぁと思わされる。

・結局武力のぶつかり合いだとね…
エイプたちがそこまで銃火器を使いこなせるとは思えないけど、圧倒的にフィジカル面で有利な事を考えると勝てないよな…
機動力が違いすぎる。
コバが人間から銃を奪う時の緊張感といよいよ感がなんだかとても良かったなぁ。
直前まで道化を演じている感じからの反逆感が良い。

人類対エイプだけでなく、エイプ内での思想違いなんかも描かれ、先の展開に緊張感を持ちながら鑑賞できた作品。

次の作品も楽しみ!
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