もめん豆腐

オールド・ボーイのもめん豆腐のネタバレレビュー・内容・結末

オールド・ボーイ(2013年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

細かなところに変更点はあるけれど、大体本家と筋は同じかな。本家を観たのも何年か前だし、アホだから思い違いもあるだろうけど、あてくしは韓国版の方が好き。暴力描写も途中経過の描き方も。でも、こちらも良い出来なので、それぞれの好みってことで、まだ観てない方はぜひともご覧あれ。
こちらが惜しい!と感じたのは2点。1点目はアメリカだというのに暴力に銃が使われないことに壮大な、ふぁ?が湧き、リアリティが一気になくなったこと。アメリカ人が戦う際に棒を持って襲いに来ないって🥲泣ける。みんなが銃を片手にバンバンやるよ。棒を持って、わー!と来た時のマンガ感は痛みすら感じた。スパイク・リー監督、それはないわ。2点目はアメリカなのに餃子?なぜ餃子!?アメリカで餃子ってそんなにお馴染みの食事になったの?いやいや、King of 王道のハンバーガーでしょ、どう考えても。韓国で餃子はスーッと入ってくるけどアメリカなんだからここは変えてよ、細かいかもしれないけどさ。あの謎の男の背景はChineseなのかい?
他はそんなに違和感はなかったかな。濡れ場は本家より大胆だった気もする。そこはAmericanなのか…。こだわりが解せぬ。
本家との違いがこちらは家族総出の近親相姦なのは、うわっとなった。お父様♡と微笑みながらボタン外すのも、ファスナー下ろすのも、やめーい。子どもはバカではないから、教わらなくても禁忌は本能でわかるはずなんだけどな〜。まだ姉弟の方がミジンコレベルでマシかな…。
本編となんら関係ないのだけど、ジョシュ・ブローリンはイーサン・ホークとそっくりだと思いませんこと?奥さま。まだ観ていない『とらわれて夏』もイーサン・ホークが出てるのだとばかり思ってたくらい。冒頭の彼と鍛え抜いた彼の顔の違いにプロ意識の高さを感じた次第。
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