評判通り本当によくできた作品だった。アメリカの闇である人種差別を大統領の執事の目線で描く。白人に仕える父、人種運動をする息子、2人の確執がどうなるのかと途中思ったが、エンディングにうなった。
セシル…
執事という視点からアメリカの歴史を駆け足で見る佳作。
歴史を大統領の側で見つめる主人公と本当に革命を起こそうとする息子の対比が良かった。
歴代の大統領を演じる俳優が豪華。個人的にはヘロヘロのキュー…
映画の根幹は黒人公民権運動の歴史。これを歴代大統領の執事として従事する男を軸に、男の歴史、政治的立場の相違から生じる息子との確執と再生、そして夫婦の絆までも描いており、家族の離散と再生の物語ともいえ…
>>続きを読む人種差別の重みを、政治(大統領)を交えて上手くまとめられている作品。各大統領での時代背景も、各章ごとに観ているようで場面場面がとても観やすい。現大統領が黒人であることの重みを感じる。歴史情勢を表して…
>>続きを読む彼からが闘ってきた時代。その過去を日本人はあまり知らない。
率直に見て言える感想は、耐えられる力がある者こそ真の誇り高き人だということと、そして運命を変えようとする力強さを持つ人もまたヒーローであ…
ホワイトハウスから見る情勢、対象的な息子との確執…ストーリー性はまあまあだったけど、人種差別が最近の出来事なんだと気づかせてくれた。歴史の授業で習ったときは過去の話と思ってたけど、つい最近のことなん…
>>続きを読む人種差別を描く映画は数あれど、歴代米大統領の信頼を受けたホワイトハウスの執事というある意味恵まれた立場の黒人の目線から見たアメリカの半世紀の歴史、大統領の英断、そしてある黒人一家の激動の物語、という…
>>続きを読むよかったー。わりとサラッと見れる。アメリカ史の知識があったほうが感動が大きいのかなー。人間の本質はなかなか変わらないだろうし対象が変わるだろうけど差別は簡単にはなくならないんだろうなと思った。黒人っ…
>>続きを読む印象的だったセリフは「2つの顔を持て」というセシルの師匠の言葉です。2つの顔とは、自分本来の顔と、白人の前で見せる顔。
セシルは2つの顔をうまく使い分けて白人の懐に入り、勤勉に働くことで差別の改善…
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