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FLU 運命の36時間のkojikojiのレビュー・感想・評価

FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)
3.6
コロナ日本感染確認が2020年1月。この映画は2013年制作だから、7年も前に撮られていたことになる。よくできている。面白い。
コロナは幸い、ここまで酷いことにはなってはいないものの、2020年当時を思い出せば、気分的にはこの映画の通りだった。

この映画を今の感覚でみると甘いところもあり、やり過ぎのところもある。勿論、ここまで感染が急激に拡大すれば、こんな事態も想定されるのだが。

#1425 2023年 457本目
2013年 韓国🇰🇷
監督:キム・ソンス
脚本:イ・ヨンジョン、キム・ソンス

香港経由のコンテナに、東南アジアの密入国者が乗っていた。ところが、彼等の中に鳥インフルエンザH5N1の変種ウィルス感染者がいて、このウイルスが韓国に持ち込まれることになる。当然密入国者は一人を除いて全員死亡。この死体の山から、密入国者を移送する運転手二人が感染。彼等から街の住人に次々と感染し、パンデミックになる。
 ただ一つの救いは、密入国者中の一人が感染せず、抗体を持っていたことだった。

しかし、地球規模の感染拡大を恐れたアメリカ軍が、ミサイルで町をまるごと消滅させようと動き出していた。

ユ・ヘジン鑑賞3作目。
フォロワーさんの「冬めく」さんに紹介されて急遽観ることにした。
映画は面白かったのだが、主役と思っていたユ・ヘジンの活躍の場面は少なかった。(ジャケ写見れば分かるだろう💦)
彼が最高に目立ったのは、エンディングのワンシーン。しかし笑いをしっかりとってくれた。😀

 主役はチャン・ヒョク。彼のドラマは何本も観てる。我が家の常連さん。
ドラマもそうだが、彼の作品はどうしたわけが韓国映画得意のわざとらしい焦らしの脚本
が多く、イライラする。
 今回は、必要もないのに、守るべき少女ミルを「ちょっと待っててね。」と一人にして、
その間彼女はいなくなり、危険が彼女に迫るというパターン。「あんたは、じっと守っとけよ」と、つい、言いたくなる。
アメリカ軍にも、いい加減にしろよと思うのだ。😅

観客をハラハラドキドキさせるために、この手のわざとらしい脚本が目立つ。
私はまんまとその「わざとらしさ」にのっかって、年甲斐もなくイラついてしまった。


冬めくさん、ありがとうございました😊
 
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