ろく

祝宴!シェフのろくのレビュー・感想・評価

祝宴!シェフ(2013年製作の映画)
2.5
「金玉満堂」や「食神」よろしく「鉄鍋のジャン」ラインの料理スポコンを期待していたがいまいち盛り上がりの欠けてしまい(敵が敵としてかかれてない)、どうにも「はあ、おいしそうだね」という意見だけ言ってしまう料理映画の割にスパイスの効かないコメディになってしまった(いいこと言っている風)。

それはさておき、フォローしている方がおっしゃっているようにヒロインは若槻千夏そっくり。そして彼女が恋する男はチェッカーズ高杢とどうでもいい二人の話にどうでもいいが止まらない。

料理は「そこそこ」おいしそう。ここポイントね。この手の飯テロ映画ってめっちゃおいしそうなのに、この映画では「そこそこ」。ダメだよ、それでは。しかも苦労して手に入れた食材の使い方もいい加減。ああこれ脚本がポンコツなんですよ。

それでもトマ玉だけはおいしそう……ってちょい待て。それって俺が好きなだけじゃん。それじゃ客観的なレビューじゃないじゃないか(まるでいつものレビューが客観的なような物言い)。

ってわけで若槻千夏がどうでもいい服着て相方の高杢がトマ玉作って、最後はほんとどうでもいいハッピーエンドで終わるという評価に苦しむ映画です。あ、でもオタク三人衆「召喚獣」のネタは嫌いではない。それだけです。
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