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インセプションのcigaretteのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
3.2
夢の話だからか、わたしまで寝落ち(2回)し、3度目の正直でやっとエンディングまでみれました。

サイトーという起業家が、前科者のディカプリオの罪を消す代償に、ライバル社を倒産させるために、潜在意識を操作できるマシーンを駆使し、後継者となる息子の夢に入り込み後継を辞退するように仕向けるお話。
人の意識体を共有する時に、自分の雑念もチラついてしまうため、死んだ妻や、二人の子がやたら登場してしまうディカプリオ。

サイトーとの約束を果たしたディカプリオは、ハッピーエンド?それとも、これもまた夢?と、含みをもたせたエンディング。

脳の話はやはり興味深いし、潜在意識が表層意識に影響を与えるというプロットは斬新で面白い。

ただ視聴者置いてけぼりな怒涛の説明展開や、だらだらな中弛みがあって、けっこう疲れた。
最近観たマルチバースのカオスを、茹でたスパゲッティに例えたザ・フラッシュが秀逸でかんしんしたので、ノーラン先生も、もう少し、簡潔に易しく説明して欲しかったです。
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