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アデル、ブルーは熱い色のcatherineのネタバレレビュー・内容・結末

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

うぉここで終わるのかぁって思ってしまった、、すごいね、宙ぶらりんにして考えさせるね。
最後に展覧会へ行ってそれでもやっぱり傷は癒えてなくて。。これからヨーロッパ旅するのかなどうだろ。文章書くのかな。
自然と惹かれていく2人がとても綺麗でずっと見ていられた。"青"が印象的で所々に象徴的な青が出てきた。最後のアデルのドレスもそう。アデルを見るエマの視線がとても好き。愛おしいっていうのが溢れてる。だから2人がすれ違って別れた時や別れたあとのアデルの様子がとても辛かった。意味もなく涙が溢れて鬱みたいになっていて。カフェで再会した時の会話がとても印象に残ってる。
「私ともう会いたくない?」
「そうよ」
「私のこと愛してない?」
「いいえ」
これはもう辛い。辛すぎる。一生あなたのことを胸に抱えて生きるんだって、でも貴方とは一緒にいれないんだって辛すぎる。

これは異性同士でも起こりそうだけど同性同士だからこその周りの環境とか偏見とか嫉妬とか入ってきていて見方は変わるよね。
アデルのパパの確かめるような「彼氏はどんな仕事をしてるの?」とエマに聞いたときとかなんか悲しかったな。同性愛の見られ方も描いていたし、アデルも言ってたしね。そんなの関係ない世の中に早くならないかな。
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