タルコフスキー監督
ノスタルジア 鑑賞しました!
こちらも詩的な映画でした。
タルコフスキー自身の叫び。
最近は物語のしっかりある映画が多いからそれにみんな慣れすぎているのですかね、詩的な映画はだいたい意味わかんないと言われがちな気がする。
東西冷戦中。
タルコフスキー監督はイタリアへ映画作成のために呼ばれたが、ソ連はそれを許さず。
しかし芸術のためにイタリアへ飛んだ。
タルコフスキーは、
芸術家の道を捨てて家族を残したソ連に帰るべきか、
イタリアにのこって芸術作品を残す人生を全うすべきかで迷う。
その葛藤映画。
そして、本当に核戦争になったら世界は滅びると世界中が震えていた時代。
ドメニコの存在が、彼の迷いを比喩的に表現する。
国境がなくなったら、、という発言はここからきている。
1+1=1にもなるんだというメッセージは
国と国でも一つになれるだろ、
ということ。
大きな犬の存在も気になるところ。
少年時代に飼ってた犬と
ドメニコにくっついてた犬が同じ犬で
混乱する。
ちなみに他解読できなかったところは、
町山さんの映画ムダ話に解説があったので、聴きました。
そしたらむっちゃわかった!!
おすすめです。