黒羊

水のないプールの黒羊のレビュー・感想・評価

水のないプール(1982年製作の映画)
2.8
1982年の映画なんですね。そしてまさかの実際にあった犯罪が元ネタという!

大阪鶴橋駅の駅員さんが手に持った器具をカチャカチャいわしながら何人も通っていく人が差し出す切符にパチパチてたのは凄い覚えている。
今は手に持った電子板や時計を改札に押し付ける時代ですからね〜現代人には分からない文化ですね!

恐らく家族で旅行に行った時の記憶やからかな。80年代前半の小学生らが自分らで電車乗ってどっか行くとか多分無かったし。

ピンク映画撮ってた監督だけあって、裸体を撮るのに気合い入ってましたねーそこは分かるんですが…

(恐らく)都内地下鉄(東西線?)の駅員の主人公は妻子あるおじさん(年齢不詳)。
息子の昆虫採取からヒントを得てクロロホルムを女性宅に「注射器」で部屋にぶっかけ寝かせ、アレする事を思いつく…

いやどんだけクロロホルム万能やねん!
ロシアの劇場が占拠された時に天井から催涙ガスを流して…とかあったけど、それの数倍の威力ちゃう??

水が入ってないボロい冬のプールでの演出がありますが…泳げないプールくらい意味ないって映画なんですかね?

豪華な脇役(?)もまぁちょい役レベルでどーでもええし、なんといっても主役のなんとかベイベー内田裕也が小泉純一郎に見えて仕方ない!

演技力も流石なアレで、もう途中から小泉純一郎やっぱヤベェ!と爆笑してました。

カルト映画になりそうでパワー不足なやつ。
アマプラで無課金配信しているので、アマプラーな方には是非鑑賞をお勧めしません。
黒羊

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