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ゲームの規則のMのネタバレレビュー・内容・結末

ゲームの規則(1939年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

私には難解すぎました。
おもいのほか登場人物が多いのと
それぞれの希望と失望が入り混じりながら
かなしくもたのしく心を掻き乱されて…

華やかな社交界
お屋敷でのパーティー
ダンスやカードゲーム
貴族のスポーツのひとつであった大勢での「ウサギ狩り」も描かれていたり、
素直な愛が生き生きと描かれていました。

ルノワール監督らしく
ある意味美しさが感じられる、
あるがままの、縦横無尽のその描写

廊下で何人ものキャストが賑やかに行き交い
対して
庭へ通じる舞台のような階段での夜の静けさ…

観終えたとたん
なぜかしら、心が寂しくなってきた

共感は得られなかったけれど
こんな世界があったのね、と……
M