連続子供誘拐事件が横行する中
12:20をまわっても我が娘エルシーが学校から帰ってこない…
痕跡を残さない犯人は、、、
遠くの方からフェードインしてくる
号外の声が聞こえてきて…
その音にピリッとした空気を味わう
スリルとサスペンス…
中盤のピーター・ローレのシーンでは、サイレント映画のように、無音の中の観る側の心が動かされ、作品の重さを感じたりもしました
ドアの向こうの広がりを見せる動きのある奥行き
それから
高いところから全体を見下ろしたりする撮り方が客観的になれて落ち着く、、、
ツヴィリングのショーウィンドウのガラス越しの美しさ、あっ、それから書店のPOPやおもちゃ屋さんのディスプレイには夢があった。だって1930年代ですよ!
クリスマスマーケットのように
ディスプレイが本当に素敵でした。
市民とギャングと犯人と警察官
演出、撮り方、心に感じる無音の音、、、
ピーター・ローレの緊迫したラストの展開には恐怖や狂気が心にひびいてきた…
タバコのもくもくとした煙や何気ない一言のセリフ、そして何より口笛に、、、圧迫感を感じました。
この空気感が恐ろしい、。