なんて強い人なんだろう。人によっては傲慢と取られてしまう位に強い。もし何か違うと感じることがあっても自分だったら言えない。だから悪の凡庸さという言葉が胸に突き刺さります。彼女を糾弾した人々はナチにや…
>>続きを読むとても好きな映画になった。
それにしても、赦すことと理解することは別のものだ、という論旨に納得するのはそんなにもむつかしいのだろうか。
それだけのひどいことをされてきたという背景があるからだろうか…
周囲に責め立てられ、友人が離れて行っても、自身の思想と哲学を生涯を通して貫いた女性の話し。
実話のハイライトシーンの様に進んで行くので、静かにじっくり観賞できた。静かな映画だけれど、ラストのハンナの…
ハンナの強さと人間っぽさ、周囲の人間との距離感覚にものすごく惹かれて、久しぶりにこんなに引き込まれた。
なんだか今の私にはガツンときた
memo
Heidegger「思考は知識をつくらない」
Ha…
特に終盤の講義の場面は上がったなぁ!
煙草をくゆらせながら語るハンナ、格好良いのですね。
また、わかってくれたと思いきや友人の拒絶の切なさよ。
これの元になるアイヒマンの裁判に、ハンナの書いた記事…
考えることは知識にならない。けれど、それが生きる力になる。
アイヒマンは考えることをやめた平凡な人間だった。考えることは知識にならないけれど、それは善悪、美醜を判断する力になる。だからこそ考えること…
シネマカリテにて
自らも収容キャンプから脱走して助かった被害者本人が、加害者側の戦犯を「正しく判断する」ことができるのか。
「思考を停止」することは人間である事を捨てる事で、全体主義の中では誰も…
ハンナの人間関係を理解するのが大変で序盤少しウトウトしてしまったくらい簡単には入り込めなくて。前知識もう少しつけてから観た方が良かったなーと。
ユダヤ人でナチスのユダヤ人迫害も受けててアメリカに亡命…