ドランの映画はあまり好みではないけど、どうしても観たかったので、何回かに分けて最後まで観た。
映像を自由自在に操っていて、演出の思い切りの良さといい、斬新さといい、表現したいコトを映像で表すセンスとアイディアと技術が凄すぎる。芸術の権化だし、曲の使い方もすごく上手い。本当に天才だと思うし、これを23歳で作ってることが信じられない。例によって、本作もあまり面白いとは思えなかったけれど、、
しかし、1989年生まれのドランが「2000年になるにあたって、若者に変化を求めたい」 的な主旨を主人公に言わせるのは皮肉だなと。21世紀の今、トランスジェンダーがなんの偏見もなく過ごせる社会とは程遠いわけで、、
