Trinity

海がきこえるのTrinityのレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
3.6
再上映するとのことで早速観てきた。
ジブリは好きだけどこれは観たことなくてずっと気になってたから嬉しい。

青春物語と聞いて観てたけど本当に青春物語って言葉がピッタリだった。
リカコがあんな性格だとは思わなくてびっくりしたけどそれぞれの複雑な恋模様がなんか懐かしくもあり羨ましくもあった。
この時代って説明難しいけどいろんなことにイライラしたり悲しんだり感情表現がみんな素直で不器用で激しいからいいよね。
それがいつしか変に大人になっちゃうんだもんな。なんか切なさもあるよね。


私は松野くん推しだったな〜。
あと雲の描き方が凄い好きだった。
色づかいも今風な感じじゃなくて手描き風なのがいい味出してるよね〜。
ずっと海っぽい音楽が流れてて海の描写がたくさん無くても海を感じれた気がする。

吉祥寺とか成城学園前とかの風景が書かれていて観てて楽しかった。
それにしても高知弁って凄い独特な感じで聴いてて面白かった。
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