ジニョク

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命のジニョクのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

夜遅い時間にこれを観て眠りについたら…
ゴズリング様が夢に出てきました😳
雨が降る日曜の午後…
今作に登場したのと同じバイクで家まで私を送るゴズリング様…

ゴ「次、いつ会える?」
私「来週末かな」
ゴ「そんなの遠すぎる」
キャーッ❤️

ゴズリング様はペラペラビニールのポンチョ型のレインコートを着て、後ろに乗ってる私は何故かずぶ濡れ☔️
夢だからね、おかしな設定なんだよね。
でも目覚めた時、あまりの幸福感にニヤニヤしてしまいました😍

さて、今作。
とても切なく重たい、ため息が出るようなお話です。

遊園地の曲芸バイクライダーとして活躍するルーク(ゴズリング様)。
かつての恋人(エヴァ・メンデス)が自分の子供を産んでいたと知り、なんとか2人の面倒をみるために銀行強盗を繰り返すのだけど、逃走中に新米警官エイブリー(ブラッドリー・クーパー)に射殺されてしまう…。

三部形式に分かれていて、一部目はゴズリング様、二部目はブラッドリー・クーパー、そして最後は15年後、彼らの息子たちが何も知らずに出会う…とゆう設定です。

やはりゴズリング様が素敵。
優しくて不器用。
Tシャツの裏表を気にせず着てしまうほど無頓着だけど、性格にも裏表がなくて…。
その日暮らしの彼がお金を作るために犯罪に手を染める姿は切なすぎます。

ブラッドリー・クーパーも良かった!
正義とは何か…を考えさせられました。
正当防衛とはいえ、人を殺めてしまった…
自分と同じように小さな子供がいると知り自責の念に駆られます。
それでいて親のコネと根回しで政界にのしあがっていく彼…。

そして彼ら2人の息子たち。
ここで一部と二部が見事に繋がります。
親の罪が子に受け継がれ、因果応報、宿命とゆう言葉がピッタリ。
ルークの息子役のデイン・デハーンのとんがっていて真っ直ぐな感じがとても良かった。

あの家族写真ね。
あれを見た時、泣きそうになりました。
自分の父親への想い、
ずっと後悔し続けて来た男の気持ち、
写真の中の幸せだった一瞬。

ラストは不思議と何か解き放たれたような気持ちになりました。
あ〜、観て良かったよ〜ぉ!


kekoちゃん(୨୧•͈ᴗ•͈)◞ᵗʱᵃᵑᵏઽ*💕
ジニョク

ジニョク