このレビューはネタバレを含みます
韓国では1997年12月31日に23人の死刑執行を最後に10年間におよぶ死刑執行停止状態を経て、2007年12月に事実上の死刑廃止国となった。
本作はその事実を踏まえた上でフィクションとして12年振…
どうして、どうしてなんだ、なぜなんだ
これを、この作品を観た人はどこまで追求するのだろう
罪とは、罰とは、正義とは、義務とは、許しとは、自由とは、国家とは
作品の表現としてはライトなだけに
考え…
死刑囚にも人権があるみたいな感じが垣間見えて微妙だなと思った。殺された人は最期に何もできずに突然人生を奪われるのに死刑囚のあのおじいさんは刑務官によくしてもらって何十年も刑務所の中でのうのうと生きて…
>>続きを読むこの扱いやすいモチーフでこれか。
死刑制度の是非、人権派と犯罪を恨む刑務官の対比、極悪サイコと校正した老人死刑囚の対比、新たな命が生まれること。
これだけのモチーフで間違う事のほうが難しいだろう…