AtoZ

パコと魔法の絵本のAtoZのレビュー・感想・評価

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)
5.0
ごめんよみんな。ぼくはとってもばかだった。
辺りからずっと泣く。笑

序盤のヤバさから終盤のヤバさへの
趣旨の違うやばさのギャップが他に類を見ない。
温度差!!!

まじで役所広司さんは日本の誇るすばらしき俳優さんだわ…
個人的には容疑者Xの献身の石神さんに並ぶ名演技。

この2人は
わたしデミー賞主演男優賞受賞だわ

Always三丁目の夕日に並ぶ
絶対泣けるで賞もダブル受賞な。

インパクト強すぎて
結構セリフを覚えてる作品。笑


死にネタで泣かそうとする作品はとっても嫌いなんだけど、この作品は
「人が死ぬのが悲しいから泣きなさい」って映画じゃなくて本質は大貫さんの心の変化であり
彼の願いは
「パコに死んで欲しくない」ではなくて
「パコの心に居たいんだよ」なので心から泣けるのがよいところ☝


それにしてもこの監督、
下妻物語とかパコとかララピポ
からの
告白とか乾きとか作ってるから
監督自体の温度差がやばい。笑


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以下過去レビュー
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2017.4.7

お前が私を知っていると言うだけで腹が立つ!!!

これぞクソジジイという大貫さん。
どうしようもなくワケありな患者と職員ばかりの病院。
エキセントリックな世界観。
そこからは到底予想もつかない、涙涙のおなはし。

大貫さんのセリフに何度泣かされることか。

ごめんよみんな、僕はほんとに馬鹿だった。

どうしようもない人たちの、ささやかで馬鹿でマヌケなお話の、なんと素敵なことか。

役所広司さんに乾杯、完敗。

けどMVPはザリガニ魔人かな!笑

ボロボロ泣けるのに優しい気持ちになれる、とても好きな作品。
久々に見たけどやっぱり好き。

私はなぁ!あの子の心に居たいんだよ!
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