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ローマでアモーレのmfgのネタバレレビュー・内容・結末

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます



ウディ・アレン大好き♡/映像美…♡ こちゃこちゃ わちゃわちゃした感じ好き…♡魅力的なキャラクター(強烈なのになんかナチュラルで 純粋で 心根が良くて 個性豊かで etc…)全て好き…♡

・人と人との出会いって不思議で素敵でドラマチック!(…そしてデンジャラス…!)
・コメディチックな中に見え隠れする深い哲学的なメッセージ…?人生への教訓…?もあるような…(心の中の天使と悪魔の葛藤
(…本能や刹那的快楽の誘惑に負けてしまえば 後悔と虚しさが訪れる→自身の良心に忠実に生きることが大事!)//足ることを知らぬ欲深き人間の愚かさ(ex.有名になれば普通を望み、普通になれば有名になることを望み…→与えられた現場を感謝して受け入れ、その中で精一杯力一杯生きることが大事!)//知らない方が幸せなこともある(他者からの評価も大事だけど 自身が自分の人生にどれだけ満足できるかも大事!望むべくは完璧な人生ではなく、よりより人生を!)//etc…)
・♪Volare
・シャワーオペラ最高!!笑
(場面の真剣さ、見事な歌声、その歌声を発する張本人がシャワー中(…しかも 石鹸とかシャワーブラシとか使って割としっかり洗体してる…笑)という謎の空間が織りなす不思議で絶妙なハーモニー…?マリアージュ…?笑)
・“果報は寝て待て”の解釈…笑
・個人的にロベルト・ベニーニ超好き 笑!この絶妙なポジション最高!









映画「ローマでアモーレ」

♪“Vorare”
(“飛べよ 歌えよ真っ青に染まった大空 その中を行く幸せ ただ高く飛んでいき 太陽すらも越えれば はるか眼下に地上は消える”)

交差点の交通整理のローマっ子が語り部の4組の悲喜交々ドタバタ愛憎劇
(“ここに立つといろんなものが見える いろんな人のいろんな人生がね この街ではすべてが物語”)

①ロマンスカップル(ローマっ子弁護士男性×NYからの観光客女性(フリーで美術品の仲介をする仕事 アート関係専門)):
“まるでロマンス小説(アメリカ娘がトレヴィの泉で地元のイケメンと出会う)”なベタな展開/

②愛し合う若いカップル:
田舎町で結婚し ハネムーンで列車でローマへ/新居はローマに構える予定/

③著名なアメリカ人建設家:
休暇旅行の最後の数日をローマに滞在/

④ごく平凡な中流のローマ市民:
実直で人がよくて分かりやすい人柄/





①:
弁護士男性一家宅にてお食事…

女性両親も愛娘の婚約者に会うため飛行機でローマへ向かっており…
乱気流にビビりまくりの父
(無神論者/愛娘の婚約者を共産主義者と決めつけたり…自身も若い頃は左翼だったが 今では共産主義者と浴室を共用することを嫌がったり…/(→母フォロー(“共産党は消えたわ 彼は左翼なだけよ”とか…“(愛娘の婚約者は)“善意の理想主義者””であり“物欲がまったくないの”とか…)/“どうせ娘がイタリア人と結婚するなら物欲のカタマリがいいよ”“ヨットにフェラーリに地中海の別荘”“愛娘の夫は欧州のスカシた富豪に限る”との自身も物欲のカタマリ的発言も…)


②:
ホテルへ…

ボーイが去った後にイチャイチャするの可愛い/夫のおじたち(皆堅物だけどいい人たちらしいけど…)と合流予定(夫おじたちに気に入ってもらえるか心配する妻に“君は美人だし そのままで最高だよ”)/妻は来週からおじの会社で働く予定/未来への不安からか多弁な夫⇔割とどっしりした妻(“大丈夫 うまくいくわ 絶対よ”)/夫の将来設計(うまくいけばローマに住んでセレブと付き合える/子供をつくる/将来はおじみたいに使用人付きの別荘を手に入れる)/オシャレにしようと美容室に行こうとする妻だが…(ホテルの美容室は予約でいっぱい→近くの美容室へ…よくわかんないホテルマンからの案内)



③:
一人街を散策、建築家の卵と出会い…

食べ物はマリブよりうまい
30年前の青春の日々をローマで過ごした
ローマは“永遠の都”
ローマの遺跡を見ると“オジマンディアスうつ病”になるとのことで別行動
観光よりぶらぶら歩く方が好き
ショッピング・モールの建築家

④:
ありふれた家庭風景…ありふれた職場風景…ありふれた趣味活動…
(ちょっと残念さが漂うあたりが また絶妙にありふれた感…)

朝は7:00に起床→新聞を読み 社会のあり方を批判したりしてみたりとかして 家族と朝食→出勤

自身の考え(今に全世界が中国語を話し出すとの見解)を語るも相手にされず…(→“とにかく俺たちは税金を払わなきゃならないのさ”)/色っぽい同僚女性(髪をかきあげる姿がたまらないセクシー美女/ボスの女)のお成りに“僕が若くて独身だったらな”とか言ってみるけど “よせ どうせ対象外だ”

映画鑑賞後の感想も相手にされず…
(“人生は謎”という監督の狙いや繊細なカメラワークの見事さ等を熱っぽく語るも…)





①:
父vs.婚約者→どんなに頑張ってもラブラブ熱々な2人には勝てない父…





②:
美容室を求めて三千里…な妻
(道行く人に目的地を尋ねて教えてもらっても よく分かんないことって多いし、とりあえず分かったふりしてお礼を言って別れるしかないことも多いよね…)

不運は続き…(夫からの着信→排水溝に携帯落としちゃう)





③:
建築家卵宅へ

まさに当時自身が住んでいた場所
建築家卵のカノジョ(学生)のエスプレッソ
カノジョの友達の滞在に警告する建築家





②:
手違いの“プレゼント(コールガール)”
タイミング悪くおじたち来訪
肝っ玉の小ささ全開の夫と、肝っ玉のデカさ全開のコールガール
偽装工作展開へ…





③:
女心って分からない…
(彼氏に対し 自分の友達に惚れないよう忠告しながら その小悪魔的魅力を持つ友達を自身らの家に滞在させたり…彼氏の心を試しているのかな…?自身の幸せためにも 他人の幸せのためにもそんな人の心を試すようなことなんてするもんじゃないと思うけど…)

三人水入らず…?

あけすけすぎるカノジョ友達のトーク
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