アルルカンベア

マチェーテのアルルカンベアのレビュー・感想・評価

マチェーテ(2010年製作の映画)
3.2
✴️いつもはドスが効いた
コワモテの脇悪役…

なんと今回は
同じメキシコ系監督から
お呼びがかかり
奇跡の主役抜擢‼️

犯罪経歴ありの変わり種
メキシコ系アメリカ人俳優
"ザ.顔面凶器" ダニー.トレホ

✴️ 本作は「グラインドハウス」
という企画にあった 
ニセの作り物予告編だったが
えらく客ウケ評判がよかったので
本当に本編を作っちゃいました的作品😜

✴️ バイオレンス描写に溢れた
マカロニウェスタン調

しかもこんなB級映画に
ロバート・デ・ニーロや
スティーブン・セガールなどの
豪華キャストが出演しているのが驚き

✴️ 開始3分で人の首が飛び  
全裸の女性が登場するという
実にロドリゲスらしい作り

マチェーテ(鉈)を振り回し
人間の腸をロープ代わりにし、
司祭が悪党の頭をふっ飛ばし、 
屋敷の門番は草刈機で
ユーモラスに追い立てる

クライマックスでは 
マッドマックス風な眼帯女戦士
銃を乱射する尼僧やナースが
バイオレンス×バイオレンス‼️

最後はトレホとセガールの一騎打ち
セガールに合気道の見せ場を与え、
切腹という形で命を絶たせて
リスペクトを見せる?

イイ意味でロドリゲスの個性が良く出た
荒唐無稽なバイオレンス作品

✴️B級アクションくさいのに
社会的な問題をテーマとしている
国境間の移民問題を放り込んで
くるあたりがニクいわー