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アンチクライストのののネタバレレビュー・内容・結末

アンチクライスト(2009年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

夫婦が性行為へ夢中になっているせいで一人息子が窓へとよじ登って転落死してしまった。そのせいで憔悴してしまった妻を治療するため、セラピストの夫は妻が怖がる楽園と呼ばれる森へ向かう。ホラー作品。

シャルロット・ゲンズブールとウィレム・デフォーのする、取り憑かれたようなイカレた演技が上手すぎる。

中世の魔女狩りや女性の性の象徴を切り落とすなどの描写から、全体的に女性を悪として描いた作品だった。
しかし悪に傾いた妻へのセラピーは結局うまくいかず、最終的に暴力でしか解決できないのは、理解のできない異性への恐怖ともとれるオチだとも言える。
全体を通しての神秘的な雰囲気が日本人には理解し辛い異様さに映った。
ラストシーンは特にゾクッとした。
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