トランスマスター

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのトランスマスターのレビュー・感想・評価

2.0
♯83 タイトル長すぎ大賞

舞台は1960年代
米国空軍の将軍が、錯乱してソ連の軍事基地に核攻撃を行うよう暗号化された指令を送る。米大統領はソ連の最凶水爆ツァーリ・ボンバによる世界滅亡を避けるためにソ連の大使を会議に呼んだり、首相とホットラインで会談する。キューバ危機風刺ブラックコメディです。

◆良い点/注目ポイント
・ほぼ会話劇で緊迫感もあるし、アナログなガジェットが良かったです。古い映画はモノクロだと格式が上がります。
・核爆弾を積んだ爆撃機の面々はおふざけ無しで良いと思います。

◆改善点
・登場人物のクセが強すぎて萎える場面あり。ウケを狙うと滑るリスクが増大。

◆総括
・完璧主義者のスタンリー・キューブリック監督でもコメディ映画に死角有り。

私が普段愛用者している
レンタル店でのマイルール

①DVDパッケージが横になっている。
②まだ見た事がない作品
③洋画(韓流含む)
この3つを抑えている場合必ず借ります。

これにより本作との出会いがありました。
スタンリー・キューブリック監督作品も時代の経過によって面白さが減価償却されてしまう作品がある事に驚きです。

-2023年83本目-