さくらえび

トーク・トゥ・ザ・デッドのさくらえびのレビュー・感想・評価

トーク・トゥ・ザ・デッド(2012年製作の映画)
3.3
クズな母親のせいでデリヘルで働いている小松彩夏が、突然弟を失ってしまう。どうしても弟ともう一度話したいと思ってた所に、死者と話せるアプリの噂が…。

監督は『リング0』や『予言』の鶴田法男。Jホラーの先駆者と言われる監督だけあって、怖い雰囲気作りは十分だったように思う。
ただ、ストーリー構成の雑さが残念。
小松彩夏が死者と話せるアプリ使う話を主軸に、もう一方でそのアプリを追う記者の話が展開されるのだが、この2つの話が全く絡んでこない。別々の話を交互に見せているだけで脚本の面白さが無かったように感じた。

死者と話したいときはアプリじゃなくて恐山へ行く方が無難です。