前髪メガネ

テッドの前髪メガネのレビュー・感想・評価

テッド(2012年製作の映画)
3.6
お下品くまさんファンタジーコメディ

いじめられっ子の少年ジョンは、クリスマスプレゼントにもらったテディベアのテッドと本当の友だちになれるよう、神様に祈りをささげる。すると翌日テッドに魂が宿り、2人は親友になる。それから27年が過ぎ、ジョンとテッドはともに30代のおじさんになっていた。一時は「奇跡のテディベア」としてもてはやされたテッドも、幻惑キノコで逮捕されてからは堕落し、下品なジョークと女のことばかり考える日々。そんなある日、ジョンは4年間つきあっている恋人から、自分とテッドのどちらかが大事なのか選択を迫られ……。

テッドはR15が納得なほど下品なジョークが連発なのだけど、ギッリギリのラインをたまに数ミリ越えるくらいの攻めが上手くていつ観ても笑ってしまう。
実在するスターさえもいじったり出演させてたりするからアメリカのコメディの地位が高いことも伺える。

8歳からの付き合いとはいえテッドとジョンの感性の一致具合はめちゃくちゃ羨ましい。兄弟をもこえる関係性で恋人が苦い顔するのもわかるけど離すのも体を千切るようで可哀想になる。
そんな中現れるサイコパスな親子。お父さん役はフレンズのフランク・ジュニアの人だったのは激アツだった。
クライマックスも無駄に綺麗なファンタジーみたいな演出にしているのもそのあとの展開のフリになっていてよかった。

3年後には続編も出たけどまさかそれから9年後にドラマになって帰ってくるとまでは思ってもみなかった。
前髪メガネ

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