前髪メガネ

アポロ13の前髪メガネのレビュー・感想・評価

アポロ13(1995年製作の映画)
3.8
絶対絶命の危機!仲間を無事に帰還させろ!

アメリカでは月面着陸に成功したアポロ11号と12号に続き、13号打ち上げの準備が進められていた。1970年4月11日、アポロ13号はベテラン宇宙飛行士の船長ジムとフレッド、代替要員として搭乗したジャックを乗せ、月へ向けて出発する。しかし月まであと少しの距離に迫った頃、突如として爆発事故が発生してしまう。絶望的な状況に陥った乗組員たちは、地上の管制センターと力を合わせて地球への生還を目指す。

事実を元に作られた宇宙ドラマ。

広い宇宙空間の狭い狭い宇宙船の中とヒューストンのNASAでパイロット達を生きて帰還させる為にあの手この手で奮闘する姿がかっこいい。
映画としても面白いのだけど、これが史実で実際に事故は起きて帰還も危うかったと思うと緊張感が増す。

出発2日前に感染病の疑いでメンバーから外されたケンが可哀想だったし、腐りかけながらもジムらのピンチを救う立役者になる件はめちゃくちゃ好き。

アポロ11号の月面着陸に世界中が注目して、13号はニュースにもならないという人間の興味のスピード感や、事故が起きた途端に掌返しをする流れは現実的かつ残酷で悲しくなった。
更にはジムの庭に中継のアンテナ建てようとするメディア陣。そこに怒りを示すジムの奥さんは素敵だった。機材車に水ぶっかけてやれ!!とか思いながら観てた。

宇宙を扱った映画だとアルマゲドンやオデッセイが好きでよく見直すけど本作もまた何度か観たくなる作品。
宇宙ってやっぱりすごいなぁ〜。
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