ひろぽん

映画 妖怪人間ベムのひろぽんのレビュー・感想・評価

映画 妖怪人間ベム(2012年製作の映画)
1.1
実写版『妖怪人間ベム』のドラマの続編
人間になることを夢見る3人の妖怪人間ベム・ベラ・ベロが、製薬会社の新開発の薬品に関する陰謀により起きた怪事件に巻き込まれていく物語。

アニメもドラマも未鑑賞

特に悪いことをしたというわけでもないのに、人間じゃないからという理由で警察に排除される妖怪人間の3人。というか人間のために善を働いてるいい化け物たちなのに。

妖怪よりも子どもがいるのに容赦なく発砲してくる警察の方が恐ろしかった。恐怖心のあまり発砲しまくるという狂気の集団と化してる。

“人間になりたい”という願望を叶えられるかもしれない葉っぱを発見して希望が見え始める3人🌿

死んだはずなのに化け物にされてしまった母親が何よりも可哀想だった。

仮面ライダーに登場する怪物を主人公にさせたかのような妖怪たち。美男美女の人間の姿と醜い妖怪の姿のギャップが凄い。

独特の雰囲気とBGMが哀愁漂わせる。なにふりかまわず発砲する警察や、あれだけ殺害してるのに容疑者にすら名前があがらないというガバガバの設定が少し気になる。

鈴木福は可愛いし演技が上手い。まだ幼い杉咲花を観れるのも良き。
演者はいいのに脚本がつまらなくて残念な作品。アニメやドラマ観てたらもっと楽しめてたのかも。
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