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脱獄の掟のkazu1961のレビュー・感想・評価

脱獄の掟(1948年製作の映画)
3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-512 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋立ち込める濃霧、そして女性のクローズアップと涙。。。フィルム・ノワールらしいエンディングでした。

🖋️本作、アンソニー・マン監督作の脱獄サスペンスです。脱獄囚の主人公が全くタイプの異なる2人の女性と逃避行を繰り広げるうちに、3人の関係が変化してゆく様子、心情描写を見事に描いた作品です。

🖋️オープニングから主人公に付き従う悲しい性の女性がナレーションを務め、狂言回しの役柄を担っているのはノワールにしては異色の演出。しっかりと見応えがあり、その女性の心情を描いているのが見どころの作品ですね。

😔Story:(参考: allcinema)
ギャングに所属するジョーは組織によって罠にかけられ、強盗事件の罪を一人で背負い投獄された。彼は愛人パットの手助けで脱獄を果たし、約束の分け前5万ドルをギャングに要求しようとする。しかしその情報はすぐに組織のボスであるリックの知るところとなる。リックは事前にパットとジョーの計画を聞きつけ、脱獄を手引きして彼を消そうと目論んでいたのだ。追っ手をかく乱するため、ジョーは弁護士の秘書アンを人質にとって逃げるのだが…。

🔸Database🔸
・邦題 :『脱獄の掟』
・原題 :『RAW DEAL』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1948
・日本公開 : 劇場未公開
・上映時間 : 79分
・受賞 : ※※※
・監督 : アンソニー・マン
・脚本 : レオポルド・アトラス、ジョン・C・ヒギンズ
・原作 : ※※※
・撮影 : ジョン・アルトン
・音楽 : ポール・ソーテル
・出演 : デニス・オキーフ、クレア・トレヴァー、マーシャ・ハント、ジョン・アイアランド、レイモンド・バー

🔸Overview (参考:google)🔸
巨匠アンソニー・マン監督によるフィルム・ノワール作品。出演はデニス・オキーフ、クレア・トレヴァー、マーシャ・ハント、レイモンド・バーなど。ギャングに所属するジョーは組織によって罠にかけられ、強盗事件の罪を一人で背負い投獄された。彼は愛人パットの手助けで脱獄を果たし、約束の分け前5万ドルをギャングに要求しようとする。
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