哲学的な台詞..全っ然理解出来なかった。。
わけはわからないのだけれど..人類そのものを描こうとした、その壮大な熱量は伝わり圧倒されてラストまで目が離せなかった。アンジェイ・ズラウスキー 監督のこだわりの世界が刺激的。
物語は、一人称視点の這いずり回るようなユラユラ映像で見る人類創世記。不時着した宇宙飛行士が銀球人と出会い、子孫繁栄、文明を築いていくが...。原始時代っぽくてSFってことをつい忘れてしまう。
アングラ劇団みたいなダンスや、民俗博物館的な銀球人のファッションには目が釘付けに。青みがかった映像美は目が嬉しい。芸術面が素晴らしすぎる！
撮影中止に追い込まれたという、未完成部分を付加した現代シーンをナレーションで物語る方法も斬新だった。
この作品を観たら、「ポゼッション』ですらわかりやすい映画のように思えました。
凄い映画を観た感。
