ジャック・タチが生涯で自分の作品以外に出演した、二作品のうちの一つ。夢見がちな少女の心の移ろいを描いた成長物語。ファンタジックコメディです。
ジャック・タチが幽霊ってだけでワクワクが止まらなかった。笑顔で肖像画からすぅーっと抜け出すシーンが大好き。幽霊ワンコが可愛すぎて胸がぎゅ〜ってなる。
肖像画から飛び出し恋人だった祖母に会いに来ていたという、噂の幽霊に焦がれる少女。そんな少女を、お誕生日会で喜ばせようと考えた案が可笑しい。少女の恋のゆくえは、どうなる..？
美しい石造りの古城が舞台の室内劇。蝋燭を灯した素敵な空間を、本物の幽霊と偽物の幽霊たちが彷徨うもロマンチック。
自分の姿を少女に見せようと、壁や床を通り抜けるも、あれれってなるとこはユロ叔父さんそのものでニンマリしました。
ジャック・タチの優雅な演技が醸し出す、喜劇のような雰囲気がとってもステキ。
ちょっと切ないラストがまたいいの⭐︎
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