【走る事が好きな馬がいる。人は走りたい馬をただ支えて行くのみ。】710
《感想》
日本未公開という事で、観てみたくなりました。
初めて競走馬、調教の作品を観ました。
競走馬又は調教馬の印象がガラッと変わる映画です。
とにかく走る事が大好きな馬がいます。馬主や調教師、騎手は、ただその馬に寄り添い、走らせているだけ。
つまり、馬が主体で、人は付属です。
今までの競走馬の印象は
人が賭け事をしたいから、馬をただ育てて、人の賭け事為に走らせている。
人が主体で馬が付属。
つまり馬が可哀想...そんな印象。
それは全くの「逆」という事に気付かされました。
人間と同じ様に
陸上界で走るのが好きな人がいる
料理を人に振る舞うのが好きな人がいる
子供の世話をするのが好きな人がいる。
馬もそれと同じなんだと思わせれる映画でした。
ただそこに人の生活が絡んでしまう事で、色んな出来事が馬にも降りかかる。
ですが、信念を持って馬が好きな人達が集まれば
それはきっと乗り越えられると思います。
仕事を行うのも同じで先づは好きになる事。
それを教えてくれた一本でした。
動物は皆んなそうですが、とにかく目が素直で可愛いです。あの優しい目で訴えかけられると堪らなく優しい気持ちになります。
ウチにいたワンちゃんも目が優しくて素直な子達でした。
《物語》
1973年にアメリカで3冠を獲得した競走馬セクレタリアトの馬主ヘレン・チェナリーの半生をダイアン・レイン主演で映画化した伝記ドラマ。
米バージニア州の主婦ヘレン(レイン)は父親が持つ競走馬の育成牧場メドウ・ステーブルを経営難であることを知りながら引き継ぐ。最初は戸惑うばかりだったヘレンだが、トレーナーのルシアンと出会ったことから、積極的に男性社会である競馬ビジネスの世界に足を踏み入れていく。
監督は「ワンス・アンド・フォーエバー」のランダル・ウォレス。
(以上「映画.com」より)
監督
ランダル・ウォレス
出演
ダイアン・レイン
ジョン・マルコビッチ
ディラン・ウォルシュ
ジェームズ・クロムウェル
ケビン・コノリー
スコット・グレン
《こんな話》
・競走馬育成
・馬を愛する
《関連する映画》
・ドリームホース(競走馬育成)
・シービスケット(競走馬)
・戦火の馬(優しい目)