真っ黒こげ太郎

エグゼクティブ・プロテクションの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

4.0
某逆転・エアパニック・アクションみたいな邦題だなwww
そっちは未見だけど…


前作の大騒動のせいでデスクワークに回されてしまった元刑事。
そんな時、恩人の訃報を聞き、婚約者が死んで以来戻ってこなかった地元に久々に帰省することになった。
そして幼なじみと会うが、彼の知人がヤバい事件に巻き込まれていることを知る。
その男が経営する工場は地元のギャングに脅されていて、ステイサム声(CV.山路和弘(CV.の情報はないのだが、間違いなく山路さんだと思うw))な警備のプロを雇うのだが、警備のプロ達はギャングを皆殺しにしてしまう!!!
警備員の仕事ぶりを見た知人は余りの恐ろしさに契約を破棄したが(そりゃそうだよ…)、オフィスを荒らし、会社に大金を払えと脅迫してきたのだ!!
元刑事はかつての同僚が多く働いている警備会社に赴き、知人を守ってもらうように頼み込むのだったが…。


例によって本国では「パール・ハーバー」を超えヒットしたらしい、スウェーデン産のサスペンス・アクション。

なおこんなタイトルだが「ゼロ・トレランス」という前作があります。一応今作だけでも観れるとは思うけど、できれば前作を観といた方がいいかもしれません。(元刑事の主人公がなんで配置転換させられたのか分かるし)

前作は真っ当な刑事アクションでしたが、本作では主人公は刑事を辞めて警備会社に就職したり、相手はビジネスで主人公達を追い詰めてくるので、本作は陰謀アクションみたいな感じになってました。

陰謀アクションと言っても、話はシンプルで分かりやすく、中盤からは敵との攻防が展開。話も二転三転して、緊張感のある内容で観ていて引き込まれる。

ただ前作に比べると結末がどうもスッキリしないのが難点。
二転三転する内容とはいえそこは変にヒネらなくてもいいのに…。

前作に比べるとややこじんまりしてるし、内容が重苦しくてあんまり心地よく観れないなど難点も多めですが、相変わらず話は面白いし、アクションもしっかりしてるので観て損はないです。

個人的には前作の方が好みだけど。