アン

ヒズ・ガール・フライデーのアンのレビュー・感想・評価

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)
2.5
始まりの時点でオチまで予想がついてしまいますが、ピリッと風刺が効いた業界コメディで、表現過剰な登場人物の一部にイラっとしました。

新聞、政治、人間関係に対するアイロニー溢れる人物の極端な切り取りは、第三者の立場だからこそ笑い飛ばすことができる絶妙なラインを狙っているようであり、店舗の良い会話劇だからこそ成り立つものでした。

あの手この手を使う元夫の手段を選ばないやり方は、記者の強引な取材そのものの暗喩表現でした。
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