追憶の女を配信している動画配信サービス

『追憶の女』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

追憶の女
動画配信は2024年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

追憶の女が配信されているサービス一覧

『追憶の女』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに似ている作品として2件の配信作品が見つかりました。

追憶の女が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『追憶の女』に投稿された感想・評価

ダメ・クズ男を描いた映画は沢山あるが、ダメ・クズ女を描いた映画は少ないと以前書いた。
けれども本作は、クズ女がビッチぶりを発揮して最高である。

こんな昔に、ちゃんとクズ女を描いた映画が存在するのは素晴らしい👏👏
但し、演じられる女優は限られる。
その最高峰なのがこの人、ベティ・デイヴィス だ。
我儘、強欲、嘘つきで自己中。

チャールズ・コバーン演じる強欲な伯父と馬が合う。
強欲同士で意気投合するが、彼女が後半追い詰められた時、伯父は余命半年でそれどころではない。
伯父に助けてもらえないと解ると手の平返す。
「もう充分生きたでしょ、わたしはまだ若いのよ。(伯父さんは)自分のことしか頭にないのね!!」
と、叫ぶ。
場内爆笑ですよ。
吐いた唾は己に返る。自己中はあんたのことだよ。
悪女ながら、どこかコケティッシュ。
こういう役を、生き生きと演じて素晴らしい。
けれど、どうしてもやりすぎてしまうし悪女という役割になっている。
そこまでやらないで、彼女の意見も共感できる程度のダメ人間としての女性を描けたら良いのに。
悪女という役割になってしまうと、絵空事になってしまうのだ。

同時にシネマヴェーラ渋谷で観た『生まれながらの悪女』のジョーン・フォンティンは天然系悪女で、人の物を奪うのが天然なのか打算なのか初めは分からない。
これが最後まで役割ではなく、ひとりの女性の不可思議さとして描けたら名作になると思った。
これは現在描く価値がある。
役割ではない悪女。役割ではないクズビッチを描く。
それこそが人間の弱さ愚かさを描くという意味で、真の女性(人間)を描く傑作になるだろう。
そう、るるびっちは思うのであった(チャンチャン👏)。
Minted

Mintedの感想・評価

4.0
ひっじょーにおもしろかった!!ベティ・デイヴィスが良い!!!とても良い!!!悪女を魅力たっぷりに演じてた。これはもうファンになっちゃう。『痴人の愛』も早く観たい。

真面目で優しい性格の姉とワガママで自由奔放な妹、この正反対の姉妹が互いの男を取ったり取られたり。こんな身内いたらやだよねーー超ストレスだよねーーでもどんなに性悪女でもベティ・デイヴィスだから楽しく観ていられる。ちなみに2人はプライベートでは親友らしい。

ベティ・デイヴィスがお酒片手にレコードやジュークボックスから流れる音楽に合わせてダンスするシーンが好き。

妹に振り回されながらも自分の意思を貫く姉を演じるオリヴィア・デ・ハヴィランドもよかった!

〝たとえ彼が死んでも黒い服は着ない 私は自分の人生を生きる〟
こぅ

こぅの感想・評価

-
ジョン・ヒューストン監督による、
【ビッチ・ドラマ】。


婚約者がいながら姉の旦那と駆け落ち。
しかも彼を◯◯に追い込み、実家に戻ると、今度は姉と付き合い始めていた元婚約者を取り戻そうと画策…。


・脚本
スピーディな冒頭から間も無く、婚約者がいながら姉の夫と密会してから家に帰る、スタンリー(ベティ・デイヴィス)。
このシークエンスで、本作が只ならぬ ドロドロドラマ だと予見出来る。
韓国ドラマや日本の昼ドラでありそうな泥々を82年前にアメリカが先駆けていた⁈
また、
観終わった結果論だが、終盤の人種差別を利用した サスペンス要素 に絡む親子をしっかり登場させているし、スタンリーの 哀れな末路 を予見出来るワードも見つかる。
本作が何処に向かうのか(本題)は、翌日のスタンリーの失踪事件から焦点が絞られると、俄然面白くなる。
また、そこから 派生 する姉、ロイ(オリヴィア・デ・ハヴィランド)達の動向も並行して対比として描かれ、その描写の丁寧さから姉妹役、ベティとオリヴィアのW主演なのか⁈と戸惑う(現に原題には姉妹的意味が含まれている)。
終盤のサスペンスの決め手となる、あるモノ(伏線)は、引っ張って土壇場で提示/見せた方が効果的だっただろう。
色々現代風に改変してもっとビッチビチにリメイクしても面白そうだが、今更感も。


・中々お目にかかれないスタンリーのビッチキャラ
兎に角、
自己中で都合良く、強気や弱気が変幻自在で、馬の合う叔父に金銭たかったり、利用したり、捨てた元婚約者を誘惑したり、ピンチになると泣きついたり、ある意味、プライドが無いのが厄介な女。
サラッと演じ切るのはベティ・デイヴィス(34)の面目躍如。


・主人公の配置/判明
見えてる表向きは、姉かな⁈いや、遅れて出てくるも作中の話題/行動では妹のインパクトのが上回る⤴︎
序盤から姉妹の2カップルが並行/対比するように描かれる。
本作は 異例⁈ で、結末を経て、どちらだったのか判明するのだ。
主役と主人公が違う⁈異例パターンとも捉えられるが、もしかしたら2人のライターの意見の相違で 変更した結果⁈ なのかもしれない。


ビンタレベル★★★★★