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夏の嵐のあのレビュー・感想・評価

夏の嵐(1944年製作の映画)
3.7
「撃つなよ、ただの郵便泥棒なのに」という言葉と共に、格子の向こうで息絶えたフェダーが哀れで印象的でした。が、その他は色んな種類のカスたちのしょうもない茶葉劇にしか見えず...
それでも終盤に近づくにつれて面白くなっていきましたので、安心して観れました。更衣室からちらっと覗いた、血を洗い流してナイフを落とした手と指輪の描写がスリリングで魅力的でしたね。

なんかサークのメロドラマよりもファスビンダーとかシュミットのそれの方が普通に面白く感じてしまうのですが、好みの問題でしょうかね?
あ