来夢

最終目的地の来夢のレビュー・感想・評価

最終目的地(2009年製作の映画)
3.6
なんだかすごく印象に残っていた映画。でも思い出すのは主人公以外のキャラとキャストたちで主人公が全く思い出せない。
再視聴。納得。主人公パッとしなすぎ、周りパッとしすぎ。主人公以外の全員が個性的でキャラが立っているし、主人公以外の演者も流石な大物揃い。主人公演じてる方は知らない人。これは敢えての没個性で主人公に感情移入させることを狙っているのかな。あんまり移入できないけれど。いや、この主人公も大概だよな。ある意味個性的ではあるが、なんでこんなにモテるのか謎。母性本能をくすぐるんだろうか。べつに大したストーリーでもないのだけれど、この豪華なキャラクターたちは見る価値あり。シャルロットゲンズブールの美しさだけでも。でもマリア・ララ演じる主人公の彼女も最初は少し苦手だったけれど、実はとても健気で、この映画の一番の被害者だったりするから、最後ちょっと好きになったな。マリア・ララの出てる映画結構見てるけれど、彼女の目での演技にはいつも感嘆させられます。で、たぶんまた主人公だけ忘れるんだろうな。
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