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クライシス・オブ・アメリカのkojikojiのレビュー・感想・評価

3.6
"デンゼルのリメイク版サスペンス"
1962年フランク・シナトラ映画「影なき狙撃者」のリメイク版。評価はあまり高くない。傑作とは言わないが、私には普通に面白い作品だった。個人情報のチップを埋め込む技術は、すでに実用化されており、将来こうしたクライシスも十分考えられる。

"悪夢は現実だった"
湾岸戦争で英雄となったレイモンド・ショー(リーヴ・シュレイバー)
彼は政界入りも果たし、大物上院議員である母エレノア(メリル・ストリープ)の強力な後ろ盾のもと、若くして副大統領候補にまで成り上がる。
一方、そんなショーのテレビ演説を複雑な心境で見入る元上官のマルコ少佐(デンゼル・ワシントン)がいた。彼は最近、ショーが英雄となった戦闘時の悪夢にうなされている。
ある日、彼を訪ねてきたかつての部下アルは、彼と同じ夢を見ると語る。精神を病んでいるアルはマルコに夢のイメージを描いた絵を見せる。それはマルコが見る夢と同じ内容だった。
彼は真相を確かめるため、ショーを訪ねるのだった。

"この映画はメルリ・ストリーブの演技がひかる"
メルリストリーブが鍵を握る大物上院議員で、ショーを操る堂々たる母親を演じている。そのあたりの上院議員も叱り飛ばすぐらいの実力者は彼女にピッタリの役だ。

No.1497 2023-529
2004年 アメリカ🇺🇸映画
デンゼル-6
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