Leonardo

黄金の棺のLeonardoのネタバレレビュー・内容・結末

黄金の棺(1966年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラストはどんでん返しくらいました。
スリルのある展開が魅力的なアドベンチャー西部劇!
傲慢な兄弟とお父さん、金にしか目がいっていなかった人はみんな死んだ。でも夫人を愛し、父からの圧力から独立しようと考え、金の入った棺のことより夫人のことを考えた主人公だけは最後傷を負いながらも生き延びて終わった。欲張るような人間の大きな渇欲があったから何度も危機を乗り越えてきたけれど最後は全てダメになったんだと思う。盲目の人を自分たちの安全のため=お金のために平気で殺すシーンがある。それはお金にしか目がいかなくなって人間の心を失ったということを表していたと思った。兄弟には性欲を表すシーンが何度かあり、夫人に行為を求めたりインディアンを犯したり、この作品の中で人間の本能の象徴だった。
人間の本能のままに従ってはいけない、ある程度の理性を保ち続けることが大切だということをとても学べる作品だった。
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