「ロック・ミー・アマデウス」のファルコの伝記映画。エルトン・ジョンの伝記映画を観たので、その流れで見てみたのだが。両親に愛されず、ロックでヒットを出し、ドラッグや酒におぼれるというところまでは、ほぼおなじストーリー。
エルトンと違うのは、この人は最後まで酒とドラッグをやめることがなく、４０歳で交通事故で死んでいる。
Wikipediaによると死去の２年前にドミニカに移住し、交通事故で死んだのもドミニカでのこと。そのあたりの事情が、この映画では説明不足で、日本人にはよくわからない。ファルコのことをよく知っている、オーストリア人向けに作られている映画だから。
オーストリアのロック業界という、普段なかなか見聞きしない世界のことがしれた、面白い映画であった。
