ハテナ

宇宙からの暗殺者のハテナのレビュー・感想・評価

宇宙からの暗殺者(1954年製作の映画)
2.0
人類の核実験から生じるエネルギーを利用して、地球制服を企む宇宙人の話。
やたらとギョロ目なんですけど、彼ら、まばたきはできるんですかね……?

世界征服を企む、と言っても、普段は隠れて行動していて、おおっぴらには動けないのでスパイを使います。
スパイに選ばれたのは核実験プロジェクトの責任者の一人である科学者。彼の乗った飛行機を墜落させ? 死体を回収して生き返らせてくれる……だけならいい宇宙人なんですけど、そこで科学者に催眠をかけて、次の核実験の予定を聞き出させようとします。

まともに科学者が出てきたころにはとっくに催眠にかかっているので、動きがいちいち露骨に怪しくてちょっと面白いです。曲がりなりにも責任者だったんだし、もうちょっとおとなしくしてれば勝手に情報は入ってきたのでは……?

なんやかんやあって科学者は自白剤を打たれ、すべてを吐いてしまうのですが、それでも信じようとしない関係者たち。いやそこは医者が「自白剤の下では空想ごとを言うのは無理なんです」って言ってんだから、素直に信じてあげようや。
正気か、狂気か。疑念が渦巻く中でクライマックスに突入していきます。

観た日:2022/11/23
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