Maoryu002

七月のクリスマスのMaoryu002のレビュー・感想・評価

七月のクリスマス(1940年製作の映画)
3.5
ジミー(ディック・パウエル )は大金が懸けられた標語コンテストの結果を待っていたが、会社の同僚がふざけて当選の電報を打ったことから、コンテストの会社社長や百貨店、警察を巻き込む騒動となる。婚約者ベティ(エレン・ドリュー)とともに、近所の人たちに山ほどプレゼントをしてしまったジミーの行く末は…

プレストン・スタージェス監督お得意のスクリューボール・コメディ。

勤めてる会社も、コンテストやった会社も、いい加減すぎるだろ!と思いつつ、確かに勝手な思い込みと噂をうのみにすることで、全く愚かな結果になることあるなーと振り返る。

終盤はちょっと説教臭いし、サクセスストーリーの爽快さは弱いけど、70分を程よく楽しめる作品だ。

ディック・パウエル とエレン・ドリューのカップルは、イマイチ噛み合ってないように見えて、その後の失意が彼らを本当の愛情に目覚めさせてくれるという流れは爽やかだった。

この時代らしい、機能満載のソファーベッドが笑えた。
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