こぅ

ザ・ルームメイトのこぅのレビュー・感想・評価

ザ・ルームメイト(2011年製作の映画)
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150/'23

クリスチャン・E・クリスチャンセン監督による、
【女子大生・サイコ・スリラー】。


ロサンゼルスにある大学の新入生サラ(ミンカ・ケリー)は、学生寮でレベッカ(レイトン・ミースター)とルームメイトになった。
すぐに2人は仲を深めていき大親友となったが、サラが別の女友達と外出したり、キャンパスで出会ったスティーブン(キャム・ギガンデット)と恋に落ちるようになると、レベッカは不可解な言動を見せ、やがて人格は豹変し…。


【ゴシップガール】のレイトンファン以外は触れない方が良い、
敢えてベタでシンプルなスリラーをチョイス。
ルームメイト系スリラーと言えば、ブリフォンとジェニリーのアレがテッパンで、大まかなプロットもこの種は1つしか無い。

OPタイトルバックから
学園ラヴコメみたいなムード(特典のOP別バージョンは真逆の不穏ムードで良かった)でストーリーがテンポ良く進展するが、
本作は、ラヴコメや無くてスリラーだ、というジャンルの提示が遅い⤵︎

ジャンルが判明或いはレベッカが異常と分かってからは間延びせず、ご都合主義有りでも割と退屈はしない。

レベッカは、
サラをフレンドとして独占したくて、守りたくて彼女を取り巻く人間が邪魔だったり、危害を加えた者を攻撃/始末するのだ。
その最初の犠牲者は、学寮で仲良くしていて、クラブでサラを置い去りにしたトレイシー(アリー・ミシャルカ)で、シャワールームで脅迫され、寮を出て行った、、
ドアロックもしないでシャワーってあり得んな。

クセモノ俳優の ビリー・ゼイン がスキンヘッド教授で出てきて、、紳士⁈じゃ無くて、やっぱりエロ教授!!
レベッカの 誘惑 に引っかかってまんまと仕打ちされるパートは見どころ。
飼っていた捨てニャンコ(名前カドルス)だって、邪魔になれば、コインランドリーで、、

サラを足止めする為なら自分で自分をぶん殴って、カッターで切って被害者も演じる。

感謝祭にレベッカの実家にサラも一緒に行った時に判明して、後で引き出しから出てきたのは、、◯プ◯キサ。

このパートが無ければレベッカの凶行に説得力は無い!

タトゥーを拒んでいたレベッカが胸に入れた名前は、、

元カレのジェーソンも標的に。
サラが慕っていた今は亡き姉のエミリーのキャラや髪の色を染め、サラに成りきる って設定の脚本が下手/不足でイマイチ効果を上げていない⤵︎噛み合っていない印象⤵︎
ハンパならやめときゃ良かったのに〜

クライマックスは、
友人のアイリーン(ダニール・ハリス)のアパートを訪ねると、、
「1からやり直しね 親友は1人いればいいわ」
BFのスティーブンも助けに来るが、、
サラとレベッカのキャットファイト!
「あんたは友達じゃない」
わざわざカメラを揺らす演出はやめて欲しい⤵︎


美人のナイスバディしか出て来ないのは眼福ポイントだ!!
こぅ

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