実在の殺人犯がオーストリアで起こした、一家惨殺事件を映画化した作品。
本国では一週間で上映打ち切りになったとか。
知らないかった、、((°ө°));:ヒェ…
この作品を60回は観たというギャスパー・ノエ監督...なにゆえ。。
自身ののサディスティックな性癖を満たす為に、犯行中にシナリオ作りをエスカレートさせていく犯人の異常な興奮がもう狂人。
「ドラマチックに殺したかったのに」と、意外にも手際が悪く、汗と血塗れでハァハァ息切れ。
殺人って体力使うんだって思った。
そして意外だったのは被害者が声を上げないこと。実際殺害される時は声も出ないのかもしれない。それがとてもリアルな感じがして恐ろしかった。
犯行の一部始終をリアルタイムで見せられているようだった一方で、延々と語られる犯罪者の心の声に導かれ、犯罪者目線にもなってしまうという恐ろしさもあり、、、
これは上映打ち切りになるのも納得。
生い立ちや心情が語られるけど、同じ境遇の人間が皆そうなるとも思えず。生まれ持った性格もプラスして、自分の生い立ちへの復讐心が芽生えたのでは。。
興奮を沈静化するような音楽の使い方や、心情を映し出すような手ブレカメラワークが臨場感があって良かったです。
映画というより実録を観た印象。
ワンコには癒されもしたし、ハラハラもした〰︎੯‧̀͡u\🐾
あと味悪し!