「カラフル」観てきた。
突然現れて当選を告げる天使の計らいで、死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年・真の体に“ホームステイ”をすることに。現世に戻る再挑戦のため、真としての生活を始めた“ぼく”は、やがて真が自ら死を選んだ理由を知る。そんな中、“ぼく”は現世に戻る再挑戦をすることの本当の意味を考え始めるが……。 （どっかのあらすじから）
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦』や「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督作。
話しは予告をみて何となく筋からラストまで想像できるような世にも奇妙ななんとか風なんだけどそれよりは生々しく重めな印象だった。
廃線になった玉電（東急玉川線）のくだりは浮いてて？？？だしお兄ちゃんは急にいいお兄さんに変貌したりアンジェラ・アキの「手紙」が流れるあたりはあざと過ぎと感じたしいまいち主人公に感情移入でき損ねてしまった。
援助交際や不倫していた母親など生々しい内容でこれアニメーションじゃなくて実写でやったらいいんじゃないかと思ったら既に2000年に実写化されてて驚いた。
ならばなぜ今あえてアニメーション映画にしたんだろう・・・
いろいろ謎の多い作品だったけど背景が妙にリアルですごかった。
（2010年09月16日レビュー転載）
