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『サスペリア・ナイトメア』に投稿された感想・評価

鮮血と狂気に彩られた
       ホラー映画の館へようこそ

館主のホラーマニア斗真です(笑)

今回は日本未公開の
ロシア発🇷🇺のゴシックホラー映画を紹介〜

ストーリーは…
孤島に佇む寂れた修道院で新しく生活を始めたエリザベスは、死んだ父親の過去を調べていくうちに戦慄の真実に辿り着くという話。

感想としては…
ロシアのホラー映画を今までに何作品か見たことがありまして、Filmarksに掲載されていない劇場未公開のロシアンホラー映画も含めると30作品以上は見ていると思います。本作品はロシアンホラー映画の中では、Best10に入るほどの傑作ホラーかもしれません。

本作品のタイトルを見て何人かは察したと思いますが、ダリオ・アルジェント監督の「サスペリア」とはまったくの別物で、公式な正規の続編でもありません。会社が勝手に和製タイトルを作って貼り付けたもの(笑)

本作品をレビューした人の何人かはイタリアンホラーと勘違いしていますが、製作国はロシアです。監督がイタリア人で舞台がウクライナとロシアとなっています。

前半は悪魔の紋章をめぐって、神父やシスターたちが死んだりヒロインのエリザベスが謎を追ったりとイタリアンホラー映画らしさが滲み出ています。しかし、後半からはエリザベスの誕生秘話や修道院に隠された秘密が明らかになっていくため、ストーリー性はホラー映画の中では比較的しっかりしていると感じました👍

本作品はクトゥルフ、怪奇、幻想、悪魔といったキーワードがピッタリと当てはまる内容で、クトゥルフ神話を基にしたホラー映画や怪奇映画が好きな人なら楽しめると思います。幻想的なホラー映画は個人的には苦手ですが、本作品の場合は少しだけグロテスクな表現や不気味な雰囲気があるおかげで、楽しむことができました。

血が飛び散ったり人体が損壊される映像などの派手さは少ないものの、目に見えない気配や不穏なムードで見せるホラー映画としては個人的には素晴らしい出来。30年前に作られた映画であるにも拘らず、ホラー映画をたくさん見てきた方から見ても充分楽しめるクオリティであるのはすごい🥺

幻想的なホラー映画といえば、羊人間を描いた"RAMB/ラム"や神の存在を信じる看護師を描いた"セイント・モード"などが有名。あれらの作品は楽しめなかったくせに、似たような雰囲気の映画でありながらも、本作品はなぜか楽しむことができた俺自身がとても不思議(笑)

似たような映画でも実際に見てみないと自分の好みかどうか分からないですね…😕

というわけで、不穏なゴシックホラー映画が好きな人にはかなりオススメできる作品でした⛪️

※腐った魚だらけの海には行きたくね〜🐟🤢
horahuki

horahukiの感想・評価

4.1
これは凄いぞ!!
ビジュアル的な美しさに終始圧倒される傑作オカルトホラー。90年代にこんな化物ホラーが生まれDVD化されずに眠っていたなんて…。

父親の遺言に従ってやってきたのは文明から隔絶した島の教会。そこにしばらく滞在しなければならなくなった主人公エリザベスは、島に漂う異様な雰囲気に気づく。みんなが怪しい。そしてエリザベスは恐るべき秘密へと辿り着いてしまう…。

黄色味がかったくすんだ映像。大きな十字架を頭上に掲げ崖の上に横一列に並ぶ人々。磔にされたキリストの背後を流れ落ちる水。無数のロウソクと揺らめく炎。燃え盛る十字架。まともに言葉を話せない盲目の老尼僧。「不穏」というひとことで片付けてしまうのは乱暴なんだけど、「不穏」としか言いようがない。そんな一方向に向いたイメージの積み重ねが心をギリギリと締めつけて離さない。

そして、そういったイメージに重ねられる音の力の偉大さ。洞窟の中でチョロチョロと流れ落ちる水の音。チリチリと燃え盛るロウソクの炎の音。降り続く雨の音。余計なものを盛り込まないが故に、当たり前に存在する飾り気のない音が異様なほど「不穏」の増長を手助けする。

もちろんそう言った自然音以外のBGMも時折挿入されるのですが、BGMのオンオフでその場の空気感をガラッと変えてしまったり、子どもの歌声や低く唸るような音がこれまた尋常ではなく嫌な感覚を呼び起こされたりと、音の使い方がうまい。

映像と音。その2つが執拗に「不穏」を盛り上げ、次第にそれが「恐怖」へと繋がっていく考え抜かれた演出と構成の巧みさ。後半に差し掛かる頃には、私たちが暮らしている日常とは全く違う何か別のものが支配しているかのような舞台へといつの間にか変貌してしまっている。常識も物理法則も何から何まで通用しないのではないかと思えてしまうほどの異界。でも決して派手なものではないし、表面的な目立った変化があるわけでもない。だけど明らかに「違う」ということが伝わってくる。

本作の異常さは内側に向かって閉じたもの。だけどその背後にはクトゥルフ的な途轍もなく大きな力が見え隠れする。この感覚にゾクゾクした。本当はもっと色々書きたいんだけど、凄過ぎて自分の感情が全く言語化できない。見てくださいとしか言いようがない。とにかく怖いんです。これ。

そしてクライマックスに至る頃には、舞台となる島や教会が現世だとは私には到底思えなかった。残虐描写や派手な仕掛けに頼らずにここまでの「異界化」を成し遂げたマリアノバイノ監督の力量は本当に凄いと思う。これ以外には短編を何本かとビデオ用映画を撮ってますが、残念ながら日本には全く入ってきてない。

イタリアホラーの低迷期となった90年代以降にも何作か有名な作品はあるけど、知らないだけで本作のような化物がまだ眠っているんじゃないかと思えてしまう。マリオバーヴァやダリオアルジェント、クトゥルフ方面のルチオフルチが好きな方なら絶対ハマると思う。イタリアホラーは本当に凄いですね。なんとか国内Blu-ray化して欲しい。
Cem

Cemの感想・評価

3.4
父が亡くなり娘はウクライナの修道院まで行き、父がこの修道院へ20年間献金し続けていた理由を調べる。が、何者かに命を狙われてしまう
台詞が少なくて、作り込まれた美しい映像が素晴らしい.:*♬ 彼女の見る悪夢、音楽、ロケーション、雰囲気、全てがたまらなく最高🥺💕