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ひとりぼっちの狩人たちのtakのレビュー・感想・評価

ひとりぼっちの狩人たち(1995年製作の映画)
2.5
1980年代にパリで起きた若者による強盗殺人事件を元に、90年代を舞台に映画化した問題作。

無軌道な主人公たちの姿にイライラする。上映時間が進んでも、目に見える進展もなく、だんだん怒りに変わってくる。何て奴らだ。

それでもいちばん冴えなかった少年が、二度目の殺人でリーダー格に指図する場面では、感情の表現がうまいな、という印象はもった。

お目当てのマリー・ジランは、あっけらかんとして悪びれず、だんだん怒りを覚えてくる。でも、それを演じきる彼女の小悪魔ぶりがいいんだろな。
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