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ハサミを持って突っ走るのimanoのレビュー・感想・評価

ハサミを持って突っ走る(2006年製作の映画)
4.5
超傑作だった...!!ドラマのプロデューサーで数多くの名作を生み出した、ライアン・マーフィー監督が初めて映画を撮った本作。母親のカウンセラーの元で暮らし始めた少年オーガステンの、一風変わった家族との生活を描いたベストセラー小説を映画化。

アネット・ベニングといい役者の圧巻の演技に物凄く引き込まれた。ライアン・マーフィーは音楽の使い方が素晴らしくて、鳥肌が止まらないし感情が揺さぶられた。天井のシーンとか、雪のシーンとかどれも印象的。

登場人物のキャラクターがみんな強烈で愛おしい。フィンチ家の家も強烈で美術も素晴らしい。ほんと隅から隅まで素晴らしくて大好きな映画になった。エヴァン・レイチェル・ウッドが出てる作品全部良いな

特典映像も観た。原作者は絶対映画化はしないと決めてたけど、ライアン・マーフィーがしつこく連絡してくるから実際に会ってキッパリ断ろうと思い会って、会話しているうちにこの人になら任せたいとなって映画化したらしい。Gleeの3年前だけど、既にカリスマ性に長けてたんだろうな...(単純に気が合ったってのもあると思うけど) ライアン・マーフィーの"Popular"いつか日本来ないかな... 医療系苦手なので"Nip Tuck"も離脱しちゃったけど観直します。
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