ニューヨーク在住の作家のへレーヌは、ロンドンの古本屋に、手紙で本の注文を行うことに。そこから、店主のフランクとの手紙でのやり取りが始まります。
ウィットに富んだ文章や、お互いを気遣った本のおまけの素敵な贈り物たち。
家族や従業員さんも含めての、文通のみの長い付き合い。
秋の夜長にぴったりの、おしゃれで、上品な映画でした。
1950年代の情勢（戦後もイギリスでは配給制だったことを初めて知りました）も知ることができて、楽しかったなぁ。あとは、やっぱりニューヨークの風景が好き🌿
この映画を見て、小学生の時に転校してしまった子と、一時期文通をしていたことを思い出しました。
遠方の住所が書いてある手紙がポストに届いていた時の、ワクワク感や、文字から伝わってくる人となり。
手間も時間もかかるけど、手紙から伝わってくる良さ・味わいは、チャット感覚で簡単に早く伝わるLINEではなかなか味わえませんね。
